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月経前不快気分障害(PMDD)

月経前不快気分障害(PMDD)の画像

月経前不快気分障害(PMDD;premenstrual dysphoric disorder)とは、PMSの中でも精神的症状が特に大きいものであり、PMSの症状が表れている女性のうち約5~8%がこれに該当すると言われています。

症状が表れる時期は、PMSと同じく排卵期~月経開始時期にかけてですが、その内容はかなり深刻で緊急の治療を要するものです。

例えば、PMSでも気分の落ち込みやイライラ、やる気が起きないといった精神的症状は認められますし、それによって引きこもりがちになったり、身近な人と喧嘩をしたり、仕事や家事、勉強がはかどらないなどの支障を生じる事はありますが、大部分の場合は自分の力で、そして家族との話し合いや折り合いの中で、どうにか乗り切っていけます。

しかし、PMDDの場合には、精神症状が著しく、身の回りで様々なトラブルを引き起こしがちになります。

また、一時的に自制心を失った状態になり、突発的に自分で自分を傷つける自傷行為や、自殺しようと試みる自殺企図にまで発展してしまうケースも少なくありません。

PMDDの場合、婦人科での治療と併行して、精神科もしくは心療内科でカウンセリングを受けたり、精神安定剤を処方してもらったりといった処置が必要になります。

PMSやPMDDを積極的に取り扱っている婦人科なら、心療内科や精神科が併設されていたり、カウンセラーが常駐していたりしますので、より一貫した治療を受ける事が出来て安心ですね。

PMDDは、40歳前後の大人の女性に起こり易いと言われていますが「大人の女性」だからこその責任感から、婦人科の受診を躊躇ってしまう方が多いようです。

皆さんに、今一度よく覚えておいて頂きたいのは「PMDDは婦人科の病気である」という事。

状態が深刻化してからの受診は、それだけ治療が困難になります。

これを読んで「あれ?私、もしかして」と思う所のある方は、気軽に婦人科のドアを叩いてみて下さい。

PMSSはパートナーである男性の理解も重要になりますので、ご夫婦もしくはカップルでの来院をお勧めします。


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